日本における平均寿命は延び続け、現在では「人生80年時代」です。
ところが、60歳になると定年のために収入はゼロになってしまいます。
あなたの定年後の家計はどうなるのでしょうか。
例えば、60歳時点に預金が2000万円程度の世帯で毎月の支出が20万円だとすると
年金が貰える65歳までに預金は800万円まで目減りしてしまいます。
【データ1】家計を支える人の世代別金融資産保有額(不動産を含まない資産)
| 年代 | 平均資産 | 中央値による平均資産 |
| 30歳代 | 平均455万円 | 中央値では172万円 |
| 40歳代 | 平均812万円 | 中央値では350万円 |
| 50歳代 | 平均1154万円 | 中央値では600万円 |
| 60歳代 | 平均1601万円 | 中央値では780万円 |
(平成18年、金融広報調査委員会調査より)
【中央値】・・・中央値とは調査で対象世帯を貯蓄保有額の少ない世帯から多い世帯へ順に並べたときに中位に位置する世帯の貯蓄保有額です。
【データ2】日本人の平均寿命
(厚生労働省 平成20年簡易生命表より)
もらえる年金が夫婦併せて20万円という家計の場合、
将来の出費と預金の切り崩しの可能性を考えると、
図のように"8万時間"という自由な時間は得られるものの
レジャー費や交際費を削らなければならない何の
楽しみも持てない生活になってしまいます。
不安なことに、65歳以降は公的年金に頼った生活になるわけですが、国の財政事情はこれから更に悪化していくと予測されています。
このままだと、2020年頃には一人の高齢者を64歳までの実質的な主婦などを除く就労者が一人で支える状況になります。
公的年金は大丈夫なのでしょうか。
不安を解消する為には、年金を当てにしない人生設計をし、少しでも早い段階で
“お金の苦労と不安から解放された人生” を掴むための準備を始めておかなければなりません。
参考文献 『定年後8万時間に挑む』(文藝春秋)


